夏の心に栄養を
8月に入り、ちょっとだけ自分にご褒美の時間を作りました。家族揃って大阪府の能勢町にある古民家に泊まらせていただき、農園体験をしてきました。
夏野菜の収穫、ニワトリの散歩、ハチとの戯れ、蜂蜜収穫等々。贅沢な時間に美味しい料理を頂き、心にも身体にも栄誉満点な時間となりました。
農家の方曰く、この暑さは異常すぎると。
暑さで花が咲かないから実が出来ない。普段ミツバチたちは畑周辺の花から蜜を集めるが、畑に花がないからきっとまた別の所で花を見つけて来ているんだろうと。
ハチとの戯れはこんな感じで始まり、蜜蝋を削るととってもフレッシュな蜂蜜が出てきました。写真は農園の方です。
毎年この時期だけ、ハチの気性が穏やかなんだとか。この後同じことをやらしてもらいましたが、ネットをしなくてもハチは巣箱を触らせてくれました。
自然な状態を知っていることで、触れる時期があることも知っている。自然な状態を知っていることで、異常な状態に気付ける。
自然を相手に生きていく知恵と工夫を体験してきました。
ニワトリの散歩はたまらなく可愛かったです。
美味しい卵をありがとう。
福知山な一日(その2)
6月13日(木)の夜。
菟原公民館にて、
民生委員、自治会長、保育士、学校関係者、公民館関係者のみなさまの人権研修会におじゃましてきました。
演題は 「行き交うをいきがいに」です。
今回の依頼元の背景として...
・子どもが減ってきていることで、近隣の学校は小中一貫校になることが決まった
・9年間通い続ける子どもたちを、地域でどう育てていくかを考える時期に入った
ということがありました。
子どもたちには、地域で出来ることが沢山あります。
そして、子どもたちに見せたい、地域での『大人の姿(お手本)』もあります。
地域のなかには、
人権を守る、見守り活動、支え合い活動、声掛け‥等々
便利な言葉がありますが、言葉が一人歩きし始めています。
こんな言葉は知っているけれど、どうすれば良いのか、子どもたちはわかりません。
そこで、『こうすれば良いよ』の話を、
タガワから提案&講演の中で参加者に体験して頂きました。
地域住民同士の関わりを今よりも良い形にするためには、
『伝えた』と『伝わった』
の違いを理解し、変換させていくことが大切です。
今回はその方法をお届けしました。
この日は、福知山市づくしの一日でした。
ありがたいことです♪
またぜひお伺いさせてください。
福知山市で一日(その1)
6月13日(木)
ひとつめのご依頼先は、福知山市立大正小学校PTAです。
人権研修会の第1部では小学1年生〜6年生(全校生徒)と、
第2部では保護者、地域の方々と
『つなごう笑顔』と題してお話をしました。
第1部 子どもたち向けの講演はこんな感じ。
1年生〜6年生に届ける人権のお話ということで、
人権のお話をお風呂に置き換えてわかりやすくお伝えしました。
お風呂の入り方、誰に習った?という切り口からたのしくお話ししました。
お伝えした「核」は、「自分で出来ることは自分でやりなはれ」ということ。
子どもたちに伝わったかな?
第2部の大人向けの講演でも、おなじくお風呂を題材にしました。
『お風呂に入るまで』
『お風呂の入り方』
『お風呂から上がってから』
の流れはお家の人がモデルになってしまうことをご存知ですか?
というところから、
子どもたちが『自分で出来ること』、つまりその『役割』を奪っていませんか?
と問いかけました。
つまりは、
「子どもたちが自分で出来ることならば、自分でやらせなはれ」ということです。
こんな感じでこどもたち、大人たちみんなにお届けしてきました。
ありがとうございました。
ボランティアの入口と出口
6月10日(日)
今回は綾部市社会福祉協議会から、
あやべボランティアフェスタ2018の講演にお声掛けをいただきました。
『ボランティア』という言葉、
捉え方が広くなっていることで、
地域福祉の新たな担い手が中々増えないという声が聞こえてきます。
なぜ増えないのか...
『それは、出口がないからかもしれまへん』
と、いう話。
想像してみてください。
ボランティアにも入口(乗り口)があるならば、パーキングエリアや出口(降り口)もないと休憩もできないし息切れ(ガス欠)してしまいます(タガワなりの例えです)。
新たに動き始めるボランティアさんの活動は、入口は広く、且つ具体的にしていきたいものです。ただ、時々『ひと息つける』というのもないとです。
そういう見方でもって、ボランティアの視点を変えてみることで、新たな着地点を生みだす。肩の力を抜いて取り組めるかもしれません。
参加者のみなさま、ありがとうございました。
またご一緒できる日を楽しみにしております。
特急スーパーはくと3号
6月7日(木)
さっそくの梅雨の中休み。
思いっきり広げて布団を干したい太陽のもと、鳥取県湯梨浜町(ゆりはまちょう)へやってきました。
湯梨浜町社会福祉協議会と湯梨浜町長寿福祉課さんからのご依頼で
小地域福祉ネットワーク研修会での講演です。
参加者は、福祉委員、民生委員、自治会会長、区長等
まちの支え合い活動を担う方々90名。
・見慣れた景色に見慣れないための工夫とは?
・見守り支え合い活動のゴールとは?
・『地域の役員さん達』は地域の人たちからどう見えているか?
などを改めて考えて頂く時間を作りました。
湯梨浜町中央公民館のお隣と言えば、はわい温泉や東郷温泉が...
こんなに近くに温泉があるのに
終わったらすぐ帰らなくちゃ‥でした(涙)
次は逆にのぼせるまで浸かってやる。
秋にまた行けそうなニオイを感じつつ、帰路につきました。
創立65年以来、初試み
6月5日(火)
今回の授業は、
『創立65年以来初めて』の、試み。
介護福祉科と保育科が学科を超えた合同授業を仕掛けました。
対象となったのは、介護福祉科2年生、保育科2年生。
授業内容として、保育の現場で実際にあった保護者と園とのコミュニケーションのすれ違いで起こってしまった問題に対する事例検討。
信頼関係を築く上で不可欠となる『伝え方』のスキル。
『伝える』と『伝わる』の違いの体験と理解」に重点を置きながら進めました。
学生さんが将来、向ける矢印が子どもだろうが、高齢者だろうが、『人』に関わることに変わりはないということをお伝えし、
『伝える』と『伝わる』は大きく違うということを体験し、理解する機会を作りました。
校長、学科長、先生も関心を持って参観して下さり、学生たちの発言や考えに耳を傾けていました。
何より、学科を超え、いつもとは違う顔ぶれが揃うことでそれはそれは嬉しそうでした。
それをみてタガワもニヤリ。
これを機に、こういう形の学びの場機会が増やしていきたいと思ったのでした。